Fitbit Versa 2を初代VersaとCharge 3と比較レビュー

初代Versa発売から早1年。ほとんどのスマートウォッチメーカーがAndroid Wear OSを採用している中、自社OS路線で独自の進化をしたVersa 2を、同社のフラッグシップモデルのCharge 3とも比較しながらレビューしていきたいと思います。

デザインと付け心地

今回購入したのはウーブンとシリコンバンドがついている約3,300円増しのスペシャルエディションです。

標準エディションとの違いはウーブンバンドと3ヶ月間のFitbit Premiumのトライアルがついている点だけで、初代Versaでは標準エディションでは搭載されていなかったFitbit Pay(NFSによるキャッシュレス決済)は標準装備となりました。

見た目のデザインはVersaとほぼ変わりがありませんが、

  1. 右のボタンが無くなりタッチ式になった
  2. 少しディスプレイが大きくなった
  3. AMOLEDディスプレイにより文字がより鮮明になった

点に変更があり、よりスタイリッシュになりました。

Versa 2

初代Versa

ウーブンデザインはとても格好良く、この通りスーツにもマッチしており、カジュアルだけではなく、ビジネスシーンでも使えそうです。

しかし、シリコンと比べると少しゴワゴワした質感が付け心地を悪く、手を洗ったりした時に濡れると、乾くまで少し不快になる点がマイナスでした。

Fitbit Charge 3との比較

Charge 3と比較するとディスプレイはかなり大きく、データも見やすく、操作性も高いです。

しかし厚さがほぼ同じで、腕への設置部分がフラットではなく曲線になっていますので、付け心地はCharge 3と変わりなくとても快適です。

シリコンバンド

ウーブンと比べるとかなり付け心地が良く、きつく締めなくてもあまりズレません。

またそのせいか心拍計の計測漏れが無くなりました。

ウーブンで睡眠を取った所、心拍計が正しく動作せず(2日も)、睡眠スコアが算出されませんでしたが、シリコンに付け替えた後は問題なく睡眠スコアが算出されるようになりました。

操作できる項目は下記の通り、Versaと違いはありませんが、タップ式になりましたので、より操作性が上がりました。

  • エクササイズモードの起動
  • 音楽再生
  • タイマー設定
  • 通知設定
  • Bluetoothヘッドホン設定
  • アプリの起動

文字盤の種類もかなり豊富になり、いろんな種類の文字盤が選択できるようになりました。

常時オン機能

最近発売されたApple Watch 5でも目玉機能の一つですが、腕を傾けなくても常時ディスプレイを点灯状態にする事ができます。

バッテリーの節約のためか、表示される情報は時刻だけで、デジタルとアナログ表示を選ぶ事ができます。

最初はいらないかと思っていたのですが、腕を傾けなくても時間を確認できるという機能は、本来の腕時計の機能で、いままでできなかった会議中のチラ見などができ、意外と重宝している機能です。

ただ、睡眠スケジュールを設定しているとバッテリー節約のため、その間常時オン機能はオフになり、手動でしかオンにできず、夜中に起きて時間を確認したい時は少し不便です。

アクティビティ管理機能

Versa 2はVersaやCharge 3と同じように、スマホのGPSを使用して、走行距離・速度・経路を計測します。

VersaとCharge 3はランニング中にトラッカーを傾ないとデータは表示されませんが、Versa 2ではこれらのデータを常時オン機能で、エクササイズ中ずっと表示する事もできるようになりましたので、エクササイズのデータ確認が便利になりました。

またペース管理機能も健在で、指定した距離や時間に、バイブレーションし、そのラップの平均速度を知らせてくれますので、これもかなり重宝しています。

エクササイズ終了後には、消費カロリー・平均心拍数といったエクササイズ詳細情報が表示されます。

スマホではさらに走行経路・心拍数の推移・エクササイズ詳細情報も確認する事ができます。

Fitbit Ionic 走行経路

Charge 3との心拍計の性能の違い

メーカーの情報では、心拍計はCharge 3より精度が高い物が搭載されているという事でしたが、何回かまったく同じ経路・距離・速度で走ったデータをCharge 3と比較しましたが、毎回Charge 3より心拍数が高く記録されていました。

下記は一つの例ですが、平均心拍数が180bpsになっていますが、軽いランニングでここまで心拍数は上がらないので、精度に関しては少し疑問が残ります。

Versa 2の心拍データ

Charge 3の心拍データ

運動促進通知

今ではフィットネストラッカーの標準機能になっていますが、指定した時間帯に、ずっと座ったままでいると「250歩まで後何歩ですよ!」と通知してくれる機能です。

Fitbit Charge 2 運動促進通知 設定

Fitbit Alta HR アクティビティ 概要

Fitbit Alta HR アクティビティ 詳細

ミュージックプレイヤー機能

Versaから搭載された機能で、Versa 2のもう一つの目玉機能です。

Versa 2にはPandoraやDeezerといったストリーミングサービスに追加して、世界で一番購読者が多いSpotifyも標準搭載されました。

また音楽ファイルを300曲近く保存する事ができ(2.5GB容量)、Bluetoothヘッドホンとペアリングさせ、スマホなしでエクササイズ中に音楽を聞くことができます。

Fitbit Ionic ミュージックプレイヤー機能

ただ音楽ファイルの転送はスマホからはできず、WindowsかMacのパソコンが必要になります。

Bluetoothヘッドホンの設定

今回使用したのはAppleのAirPods 2とPowerbeats Proで、2つとも問題なくペアリングができました。

Fitbit Pay決済機能

クレジットカードを登録するとNFCを使い、腕をかざすだけで支払いができちゃうという便利機能です。

しかし、現時点で対応している日本の銀行や交通機関がなく、まだ日本では使えませんので、今後のFitbitの日本展開を期待したいところです。

通知機能

着信・テキスト・カレンダー通知機能してくれる機能です。

スマホから通知を受け取りたいアプリを選択する事ができます。

日本語対応もしっかりされており、日本語通知も問題ありません。

バックの中にスマホをしまっている場合、会議中等、重要な通知を見逃しなく確認できるのでかなり重宝しています。

自動睡眠記録

加速度計と心拍計を使い「目覚めた状態」「レム睡眠」「浅い睡眠」「深い睡眠」と睡眠状態をを細かく分析できる機能ですが、アプリがアップデートされ、分析されたデータをもとに睡眠スコアが表示されるようになりました。

 

お酒を飲みすぎた日の夜など、睡眠の質が良くないと睡眠スコアが低くなり、これがまた地味に気になって、「今日はしっかり睡眠を取ろう!」と思わせてくれます。

また他のメーカーにない機能として、「ベンチマーク」機能があり、同年齢の平均範囲と比較してくれ、自分の睡眠の質を相対評価する事ができます。

Alexa機能

スマホアプリから簡単に設定する事ができ、内蔵されたマイクでAlexaに話しかける事ができます。

ただ、この機能はスマホがないと使えないので、天気予報を見たり、タイマーを設定するといった使い方であれば、Siriでもできますし、個人的にはイマイチでした。

唯一感動だったのは、電気の消灯を腕をかざしてAlexaを呼び出してできた事でした(※スマートプラグが必要です)。

アプリ機能

Apple StoreやPlay Storeのように自由にアプリをインストールする事ができます。

Fitbitアップストアが立ち上がってから2年近く経っている事もあり、結構たくさんのセレクションがあり、Bitcoinのレートを通知してくれるアプリなんてもあり、なかなか楽しいです。

バッテリーの持ち

バッテリーの持ちは仕様通り5日に持ち、改善されましたが、とても気に入った常時オン機能を使うと、睡眠時間帯はオフにはなっていますが、3日に減ってしまったので、その点が少し残念でした。

ただ最近レビューしたMisfit Vapor Xは最新のSnapdragon Wear 3100 チップセットを搭載していますが、充電は1日しか持たず、最近発売されたApple Watch 5も2日も持たないので、スマートウォッチとしてとても優秀な方だと思います。

まとめ

通常モデルは2万6990円で、スペシャルエディションは3万1800円で、初代Versaとの違いで大きいのはディスプレイの常時オン機能ぐらいで、

  1. ディスプレイが広く鮮明に
  2. Alexaが搭載
  3. バッテリーの持ちが5日間に
  4. Fitbit Payが標準搭載

という点はそこまで大きくないので、初代Versaを持っている人は買い替えしなくても良いと思います。

アプリを活用せず、主にフィットネストラッカーとして、消費カロリーを確認したり、睡眠の質を管理したり、スマホの通知を受け取りという人は、7,000円安くバッテリーの持ちも良いCharge 3がオススメです。

常時オン機能を使って時計としても使いたい、スマートウォッチとしていろんなアプリを使いたい、ビジネス・フォーマルなシーンでもオシャレアイテムとして使いたいという人は、これだけ多機能で多目的に使用でき、コスパの高いスマートウォッチはないので、ぜひ買いだと思います。

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