待ちに待ったJawbone UP3を入手しましたので、さっそくレビューしてみました。レビュー記事はこちらから(2015/6/1 更新)
どこが良くなったの!?いよいよ発売のJawbone UP3をプレビュー
ライバル社のFitbitはCharge HRを1月に発売して、好調な売れ行きです。10から11週間以内に発売予定のJawboneの期待の新製品、UP3を新機能を見ていきましょう。
Jawbone UP3いよいよ発売!先行予約分は4/20から発送開始!(2015/4/10更新)
いよいよ先行予約分は、4/20から予約順にJawbone社のウェアハウスから発送が始められ、5月の半ば頃までには配達されるそうです。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。
だいぶ遅れているけど、いつ発売されるの?(2015/2/25更新)
本日、Jawboneのカスタマーサポートに発売予定日について聞いてみたところ、防水機能に不具合が見つかり、現在製品設計を見直し中、と説明を受けました。
おそらく発売は米国はブラックデザインが4月くらいで、シルバーデザインは10月くらいなる見込みです。
日本での発売は、早くとも夏ぐらいになるのではないかと思います。
デザインについて
デザインはいままで通り、ディスプレイのない、シンプルでお洒落なデザイン。黒とシルバーの2種類の色のラインアップです。大きな違いは、4つの電極が柔軟性のあるストラップについており、手首にしっかり固定できるようにクリップ式に変更になりました。
どんな生体情報が取れるの?新しく増えたセンサー
今回追加されたのは下記の3つセンサー。これにより、より正確に健康状態についてのカラダの信号を捉えられるようになりました。
- 3軸加速度計による活動量の計測
- 温度計による皮膚と周囲温度の計測
- バイオインピーダンスセンサーによる心拍数、呼吸数、電気皮膚反応の計測
*これらのセンサーで取得した情報がどのように使われるのかは、現時点では詳しく説明されていません。
バイオインピーダンスセンサーによる心拍計
Jawbone社いわく、Fitbit Charge HR等は、LEDを使った光学センサーで、血液の流れを肌の下の動脈から毛細血管から計測するので、精度が低く、バッテリーの消費も早いのに対し、バイオインピーダンスセンサーは、もっと組織の深い部分の尺骨と橈骨動脈を流れるの血液の量をインピーダンスの変化によって、計測するので、精度が高い、との事。
*実際に、Fitbitの光学センサー型の心拍計の精度をテストしてみました。結果はこちらから。
進化した睡眠管理機能
睡眠管理の機能も、心拍計等、他のセンサーも使用する事により、より正確にレム睡眠、浅い眠り、深い眠りと、3段階で睡眠の質を分析できるようになりました。
Fitbit Charge HRは自動で睡眠監視はできるようになりましたが、心拍計を使った睡眠分析はしていないので、睡眠の質を正しく知りたい人には大きなポイントとなりそうです。
アクティビティ管理機能
エクササイズを始める前に、ストップウォッチモードをオンにすると、エクササイズ中の心拍数、消費カロリーなどが記録され始め、終了後にエクササイズの詳細情報を確認できるようになりました。
また、いろんなエクササイズを行う事により、アクティビティ学習機能が、どういうエクササイズをしたのか、区別できるようにより、正確に消費カロリーの計算ができるようになりました。
ただ、Fitbit Charge HRはディスプレイがあるので、エクササイズ中にそれらの情報が確認でき、「脂肪燃焼の高いゾーンか」「いままで消費したカロリーはどれくらいか」チェックしたりできますが、UP3は、アプリに同期するまで確認できませんので、エクササイズ中にこれらの情報を確認したい人にとっては、ここはディールブレイカーになりそうです。
スマートコーチ機能
この機能は、アプリがFitbitより優れているJawboneならではの目玉機能で、3つの生体センサーにより収集した健康情報を分析する事により、よりパーソナライズした健康、美容、フィットネスについてのアドバイスをしてくれ、目標達成の手助けをしてくれます。
その他の新機能
- 完全防水になり、水深10メーターまで防水になりましたので、水泳にも使えるようになりました。
- 充電の持ちは大幅に改善され、七日間充電なしでもオッケーになりました。
- 健康状態を知る一つパロメーターである安静時心拍数の管理ができるようになりました。
総評
心拍計の追加により、いろんなエクササイズの消費カロリーをより正確に把握できるようになったのは、大きなポイントだと思います。
しかし、Fitbit Charge HRがエクササイズ中に心拍数や消費カロリーなどの情報が見れるのに対して、Jawbone UP3ができないのは、少し残念な点ではあります。
ただ、Jawbone UP3はデザインがシンプルでオシャレで、つけご心地が良さそうなので、機能を取るか、デザインを取るかで、好みが分かれそうです。
また、心拍数と活動量以外で、収集した呼吸数、電気皮膚反応、皮膚・周囲温度をどう使われるかも、大きなポイントとなりそうです。
発売後、さっそくレビューを致しますので、乞うご期待!